佃島にて [都内あちこち]
佃島へ出かけてみました。もんじゃ焼きで有名で、不動産人気の高い月島の北側にあります。住所は「東京都中央区佃」です。
まず向かったのは住吉神社。佃島は、江戸時代に徳川家康に招かれて移住した、大阪の佃村の漁師たちが築いたのが始まりだそうで、この住吉神社は大阪の住吉神社の分社とあります。
境内を含め、この界隈は時計が止まったかのように静かです。道が狭くて車があまり入ってこれないのもありますね。駄菓子屋さんの前で近所の子供たちが遊んでいました。
一方で、「リバーシティ21」とよばれる超高層マンション群が隅田川沿いにそびえています。この対比の風景も、ここならでは。
この日は銀座からスタート。銀座四丁目交差点を起点として→東銀座(歌舞伎座)→築地→勝どき&月島→晴海→豊洲、を回りました。考えてみるとぜんぶ埋立地です。銀座&築地は江戸時代に、勝どき&月島は明治時代に、晴海は昭和初期、豊洲は昭和中期以降に埋め立てられました。佃島が江戸時代に築かれ、人が暮らし、その後明治時代に埋め立てられた月島と繋がったとは、佃島の歴史はかなり旧いほうなのだと知ることができました。