用途地域見直しへ [街・不動産]
東京都では、約17年ぶりに用途地域の見直しを行うことになりました。前回の見直しは平成16年。まちの姿も大きく変化していることから、現況との整合を行うことになりました。先日、渋谷区における変更の素案が公表され、見てみました。
用途地域そのものを変更するのは、代々木、千駄ヶ谷など数カ所あり、都市計画道路の変更、廃止に伴うところがほとんどでした。住宅地では用途地域とともに容積率、高さ制限、日影規制などが変更されます。
渋谷駅周辺では、再開発に伴い商業地の容積率がUPされるところがほとんどでした。たとえば、道玄坂一丁目地内では現行80/900が→80/1000へ、渋谷三丁目地内では現行80/700が→80/800または80/900へ、などなど。200%のupって大きいですね。変更するところは細かく指定されています。
今後は公告・縦覧・意見募集等を経て、2年後に決定される予定です。